【商品説明】
段変わりに小さな三角の絣と桜の花が散りばめられ、天蚕糸が綺麗なアクセントになった、青戸柚美江さんの素敵な木綿のお着物です。
小さな三角は青戸さんの生まれた鳥取県境の新山町にある「要害山」という山とその山並みだそうです。
桜の咲く時分を思い出され、それをテーマに
織ってみたそうで、とても素敵な作品となっています。
藍の濃淡の段々が遠近感を持って目に映り、遠くに近くに見える山々と桜のお花、のどかな鳥取の田園風景と山並みが浮かびます。
ふっくらとした手紡ぎの木綿の質感と、ところどころに織り込まれたキリッとした印象の天蚕の光沢とが、絶妙に引き立てあっています。
この組み合わせを考えつき、作品として実現された青戸さんはすごい人だと改めて感心しました。
あくなき探求心で常に新しい事にチャレンジされて、それを作品に取り入れて完成される情熱はどこから生まれてくるのでしょうといつも思います。
力強く見える作品も、実際にお召しになりますと一目見てそれとはわかりますが、着る人を温かく包み込むような包容力があり、見る人もなんだか幸せな気分になってしまう事がまた素晴らしいと思います。
手触りが良く、いつまでも触れていたいようなほっこりとする木綿の懐かしさと、他では見られないとびぬけたデザインが融合した素晴らしいおすすめの逸品です。
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