【商品説明】
勝山健史さんは、西陣で5代続く機屋さんの当代ですが、西陣で手に入る糸に限界を感じられ、納得できる糸を探され長野県に工房を開かれるまでになりました。
養蚕から手掛けられ、養蚕から繭の保存や糸取りの方法まで、求められる光沢と質感が得られるまで全ての工程で試行錯誤を重ねられ、現在は絹の光沢や美しさを損なわない塩蔵という方法をとられています。 本物を追及される方の情熱はいろいろなものを動かして行くということが分かります。
そうして生まれた作品は静かな佇まいの中にも美しい糸が輝いて、品格のある素晴らしいものとなって完成しています。
何にもたとえ難いようなしっとりとして瑞々しい、そして深い光沢のある鈍色の無地の絹が、美しく輝いて手で触れると優しく馴染みます。
実際に袖を通すとどんなに素敵なのでしょうと、想像しただけで嬉しくなってしまいます。
名物裂的な古典の良さのある帯や、有職文様などの帯を合わせると格調高い着こなしをしていただけそうです。
もう少しカジュアルに、友禅などの染め帯と合わせるのも良いかもしれません。
モノトーンの色使いで都会的にまとめられても、明るい色で華やかになさってもどちらも素敵だと思います。
かなりの範囲の帯を受け入れてくれる力が感じられますが、無地のお着物でこれほどまでに存在感を感じられるものは少ないといえるかもしれません。
ご自身の個性を帯で演出されて、素敵に着こなしていただきたいおすすめの逸品です。
鈍色(にびいろ)「#66615c color-sample.com」
をご参照下さい。
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