【商品説明】
現国画会会員で高い人気を誇る染織作家・小島貞二さんのお父様であり、昭和の型絵染作家の第一人者のお一人でもある、故・小島悳次郎さん作の九寸名古屋帯です。
昭和17年より芹沢門下に入り、その後戦争を挟んで非常にご苦労をされながらもその中で独自の研究創作を続けられ、後世に残る数々の素晴らしい作品を残されました。
横に節のある上質な紬地のタレが焦げ茶色に染められ、生成りの部分はそのままに、ひと幅に約6cmの丸が5個並び、その中に色々な模様が染められた型絵染の作品です。
こちらはヨーロッパに旅行に行かれた時に現地で目にして印象に残ったものを描かれたと思われる図案で、教会にちなんだもののようです。
十字架やキャンドル、マリア様、聖書のような本、街灯や建物、楽器などが盛りだくさんに描かれていて、少しエスニックな雰囲気にこの当時の小島さんの作品らしさを感じられます。
お気に入りの紬のお着物と合わせていただくと、きっと個性的に楽しくお召しいただけると思えるおすすめの作品です。
時代的に総丈がやや短めとなっていますので、少々お値打価格とさせていただいております。
別布での長さ足しや二部式へのお仕立て替えなどのご相談はお気軽に店舗へお問い合わせくださいませ。
丸の色は小豆色「#96514d color-sample.com」、
紺鼠「#385166 color-sample.com」、
模様の色は花緑青「#00a381 color-sample.com」、
深緋(こきひ)「#c9171e color-sample.com」、
芥子色(からしいろ)「#d0af4c color-sample.com」、
タレの色は焦茶「#592c23 color-sample.com」
をご参照下さい。
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