【商品説明】
主に野山に咲く草花をモチーフにして、品格のある色使いとデザインでつくられる独特の優しさあふれる素晴らしい作品は多くのファンを魅了し続けています。
人気のある岩井さんが先日も帝国ホテルのギャラリーで催しをされていましたが、伺った時には最終日でしたのに、入りきれないくらいのお客様でご挨拶だけして失礼したほどです。
お洋服の方にもストールなどの作品がとても評判が良かったようです。
こちらはざっくりとした風合いの紬の地に、満開に咲く紫陽花のお花が型絵染で描かれた京袋帯の作品です。
「京袋帯とはなんですか?」とよく聞かれるのですが、名古屋帯の長さで一重太鼓になりますが、表とは別の裏地がついて袋帯のお仕立てになっている帯の事で、開名古屋帯に近いかもしれません。
こちらは裏面にも小さなお花の飾りのような模様が染められていて、その気になれば両面使えるような形となっています。
白橡色のベージュ地に、鉄御納戸色と錆浅葱色の濃淡の優しくシックな色使いで描かれた大ぶりなアジサイが瑞々しくてとても素敵です。
私も岩井さんの紫陽花の帯を使わせていただいていますが、4月後半から6月頃まで、袷から単衣の時期まで意外と出番が多く、重宝しています。
特にこちらの作品は色使いも抑えられていて、色々なお着物とお合わせいただきやすいのではないかと思います。
季節の1ページを切り取ったような染めの名古屋帯は、その季節に身に着ける事がとても嬉しく思えますので、そんな意味でも大変おすすめといえます。
未着用品。
地の色は白橡(しろつるばみ)「#ccbea3 color-sample.com」、
花の色は鉄御納戸「#455765 color-sample.com」、
錆浅葱「#5c9291 color-sample.com」、
葉の色は肥後煤竹(ひごすすたけ)「#897858 color-sample.com」
をご参照下さい。
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