【商品説明】
歴史と伝統のある琉球紅型は、琉球王朝の時代から高貴な婦人の礼装用として用いられていました。
それを染められていた紅型三宗家といわれる「城間家」「知念家」「沢岻家」のひとつである城間家を現在継がれ、15代目となられる城間栄順氏作の諸紙布の八寸の開名古屋帯の作品です。
糸車や糸巻、そして反物などが描かれ、芭蕉の葉やデイゴの花、蝶々やトンボなどが添えられて沖縄の機屋さんの風景が広がっているようです。
柿渋色のミックスの地に藍の濃淡が主に染められてすっきりとした印象となっていて、蝶々とデイゴの花の栗皮茶色が小さなアクセントとなっています。
全体に切り絵の様な、少し民芸的な素敵な雰囲気となっています。
諸紙布の素材ですので単衣の時期からお使いいただけますし、色使いの雰囲気から秋単衣の9月、10月頃にも活躍してくれそうです。
大島紬や結城紬の藍系のお着物にもすっきりと合いそうですし、白や淡色系の紬の単衣にもしっくりとお合わせいただけそうですね。
夏紬のお着物の時期までお使いいただけて、工芸的な良さを着こなしに取り入れていただけそうなおすすめの一点です。
地の色は涅色(くりいろ)「#554738 color-sample.com」、
亜麻色「#d6c6af color-sample.com」、
模様の色は濃藍「#0a1633 color-sample.com」、
藍色「#165e83 color-sample.com」、
栗皮茶「#6d3c32 color-sample.com」、
桑茶「#956f29 color-sample.com」
をご参照下さい。
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