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【商品説明】
夏の装いの楽しみのひとつでもある麻のお着物、その中でも宮古上布と並んで天然の苧麻の味わいが感じられる魅力的なものといえば越後上布です。
どちらもたくさんの工程を経て、たくさんの熟練の人たちの手仕事の積み重ねによって作り上げられる、芸術品とも呼べるような素晴らしい工芸品です。
青苧といわれる苧麻の原料を上質な部分だけ裂いて取り出し、一本が髪の毛より細い糸を績んで繋いでいきますが、その長さは気の遠くなるようなもので、経糸だけで1400本ともいわれる量を繋いでいかなくてはいけません。
そのため、経緯手績みの苧麻の糸で織られた重要無形文化財の上布というものは非常に手間と時間と技術を要します。
こちらは非常に細い手績みの苧麻糸で織られた越後上布ですが、その糸を複雑で込み入った絣糸に染めて織られたお着物です。
段変わりに星の絣とジグザグの波の様な模様が織り出されていますが、4種類の色に染めて織り出された大きな絣以外の部分は、細かなカ絣で埋め尽くされ、非常に手の込んだものとなっています。
少しエスニックな雰囲気もあり、珍しい模様と思われます。
帯合わせは、無地感覚のものやポイント柄のものなど素敵にお合わせいただけますし、格子や間道の織りの夏帯などもすっきりとして綺麗です。
夏のお出かけが一段と楽しみになるような、そしてひんやりとして着心地が良い事も嬉しい材料となるおすすめの逸品です。
地の色は白練「#f3f3f2 color-sample.com」、
絣の色は濃藍「#0a1633 color-sample.com」、
青白橡（あおしろつるばみ）「#75806b color-sample.com」、
女郎花「#f2f2b0 color-sample.com」、
赭（そほ）「#ab6953 color-sample.com」
をご参照下さい。
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