【商品説明】
夏の装いの楽しみのひとつでもある麻のお着物ですが、産地によってそれぞれ個性があり、個体差もあり、ひとつずつ質感が違ったり着心地が違ったりします。
こちらは極細の苧麻の糸で織られていますが、濃藍色の糸で大きな井桁絣が織り出され、その間に涅色の絣糸で四角の模様が織り込まれた、大胆で少し珍しい模様の越後上布です。
手括りの絣糸の足が面白く味わいがあり、模様に余韻を残して、手仕事の積み重ねでつくりあげられた工芸的な作品である事を物語っているように見えます。
暑い夏に元気よく着られそうで、サラッとした質感とともに身に着けてみたいと思えるお着物です。
帯合わせは、細かい模様の紅型や型絵染の麻の名古屋帯や、透かし織の八寸名古屋帯、すくい織や格子、間道のような帯とも綺麗にお合わせいただけそうです。
白い半衿が映えて、清涼感が溢れ、シャキッとした着こなしをお楽しみいただけそうなおすすめの逸品です。
衿裏には平織の麻が使用されていて、居敷当はついていません。
地の色は白茶「#debd9b color-sample.com」、
絣の色は濃藍「#0f214d color-sample.com」、
涅色(くりいろ)「#554738 color-sample.com」
をご参照下さい。
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