【商品説明】
夏の装いの楽しみのひとつでもある麻のお着物の涼しさは、体験された方でないとなかなか伝わらないところがありますが、お洋服などでも同じで、自然の中にあるものを取り入れた、天然素材の着心地の良さはご存じの方も多いのではないでしょうか。
特に手績みの苧麻で織られた宮古上布や越後上布の着心地の良さは格別で、その魅力に取りつかれますと他のものは着られないという方もいらっしゃいます。
ただ近年は生産数が激減しているのも事実で、お値打ちのものを探してご案内する事もなかなか難しくなっています。
こちらは緯糸に手績みの苧麻の糸、経糸に苧麻の糸を使用した古代越後上布のお着物です。
珍しい抹茶色の地に、黒の絣糸で中型の菱の模様が織り出されて、モダンな佇まいとなっています。
白い襦袢が入りますと一段柔らかい色になりますので、白系や淡色系の透かし織の名古屋帯などとも綺麗に合いそうです。
また、麻の自然色の帯や自然布の帯などの生成りやベージュともよく合いそうですし、型絵染や紅型染のはっきりとした模様の帯と合わせて軽快な装いをお楽しみいただくのも良いかもしれません。
珍しい色合いの越後上布ですので、着こなしをいろいろとアレンジして個性的に着こなされるのも素敵です。
シックな中にも越後上布ならではの上質な存在感のようなものが感じられるおすすめの逸品です。
未着用品。
身丈を5cm出す事が可能です。お直し等につきましてはお気軽にご相談くださいませ。
抹茶色「#c5c56a color-sample.com」 をご参照下さい。
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