【商品説明】
金糸で区切られ、段変わりに色を変えて緻密に織り出された細かい縞と、ピンストライプの様な藍色地に、黄橡の細い線が走る縞とのコントラストが美しく、お洒落さが際立つ間道の本袋帯です。
豊臣秀吉の配下であった戦国武将の船越五郎右衛門景直は茶道に造詣が深く、数々の茶の湯の器を所持していた事で知られています。
その茶器の仕覆裂などに使われ、所持していた事に由来するといわれる「船越間道」を龍村美術織物さんが復元された作品です。
青褐色と黄橡色とのコントラストが綺麗で、静かで整然とした佇まいには茶道にも通じる格調の高さもあり、帯として趣味の良さを感じられます。
地紋無地、江戸小紋、地紋のあるお召織のお着物などと合わせて、少し格のある装いも素敵ですし、無地感覚の結城紬や大島紬、また工芸的な作家物の紬のお着物などと合わせるのもお洒落で良いと思います。
控えめに使われた金糸の糸が綺麗なアクセントとなって、色が使い分けられた縞の段を引き締めているようです。
シックな色使いの中にも龍村製ならではの存在感があり、スマートな格好良さのある大変おすすめの逸品です。
未着用品。
青褐(あおかち)「#252833 color-sample.com」、
黄橡(きつるばみ)「#b5996d color-sample.com」、
錆鼠「#47585c color-sample.com」
をご参照下さい。
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