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【商品説明】
少し久しぶりとなります、日本工芸会正会員・山岸幸一氏作の草木染手織りによる、これからの季節に嬉しい八寸名古屋帯の作品のご紹介です。
その美しい作品に出会うたびに新鮮な驚きを覚えますが、それは山岸さんが決して手を抜く事なく、手間と時間を惜しまずに普遍的で伝統的な草木染の技法を駆使しながらも、常に新しい事にチャレンジされていらっしゃるからでしょうか。
満足できる色に発色するまで何年もかけてその草木の染料で染めを重ね、色を育て、糸を慈しみ、完成した糸のみを使って作品を織られるそうですが、それを聞くだけでも作品に注がれる情熱と愛情を感じられます。
糸の色を見ますと、それぞれは草木染めとは思えないほどにくっきりとした色に染められていて、それだけでもすごい事だと思うのですが、さらにそれぞれが引き立つような配置で織り出された帯は、優しいパステルのハーモニーのように美しく目に映ります。
草木染の糸の間に織り込まれた琴糸の質感が全体をふっくらとさせているようです。
9月後半からの単衣の時期から袷の時期までお召しいただけますし、春には4月頃から5月、6月とお召しいただけますので、ご着用の期間は意外と長いかもしれません。
同じく草木染の紬系のお着物ともすんなりと合わせられますし、絣柄のお着物や、紅型染や型絵染など柄にインパクトのあるお着物ともすっきりとお合わせいただけるのではないでしょうか。
紅花染の糸のピンクが綺麗なアクセントとなった、他では見られない個性のあるおすすめの逸品です。
中紅色（なかべにいろ）「#cc6692 color-sample.com」、
芥子色（からしいろ）「#d1ad3f color-sample.com」、
花浅葱色は「#216880 color-sample.com」
をご参照下さい。
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