【商品説明】
縦に大きく5本に区切られた縞のひとつずつに間道と絣の縞が織り出された、大胆な色使いとデザインでありながら格調のある龍村晋さん作の素晴らしい全通の袋帯です。
甲比丹(カピタン)はポルトガル語で船長という意味で、江戸時代にオランダの商船の船長が持参した縞の布をそう呼んだ事に由来して、上手の縞などの総称になっていったようです。
こちらは間道手の3本の縞に加えて、他の2本にはやはり古いオランダ木綿のお仕覆などに見られる絣も取り入れられています。
藍色のかすれた縞にはなんとも言えない古色然とした味わいが感じられ、その隣のインド茜の色の様な赤が絶妙に全体を引き締めているようです。
その古代裂の復元のような工芸的な縞の集合を束ねるように、花織の様な模様で金銀の駒糸が浮き織で織り込まれています。
それによって全体のデザインがモダンに感じられ、装いをとても華やかさに演出してくれているように見えます。
フォーマルのお席に訪問着や附下のお着物と合わせますと一段と目を引く華やかさがある事と思います。
また地紋無地や江戸小紋などと合わせてセミフォーマルな装いで、観劇やパーティー、音楽鑑賞などにお出かけになるのも素敵だと思います。
名物裂の格調と美しい色使いが華やかさを生み出し、個性的なお洒落さとなって着る人を引き立ててくれるおすすめの素晴らしい逸品です。
薄緑「#5c9967 color-sample.com」、
薄鼠「#9790a4 color-sample.com」、
真紅「#801a33 color-sample.com」、
鉄紺「#17174d color-sample.com」、
灰白色(かいはくしょく)「#ccc8ba color-sample.com」
をご参照下さい。
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