本場鳶八丈 変り市松袷着物
山下八百子作

商品番号 r2077 - 2_01683
リサイクル品
販売価格 有難うございました

身丈 163(+8) cm 衽巾 15.6 cm
裄丈 69.3 cm 褄下 76 cm
袖丈 49.5 cm 袖巾 35 cm
前巾 23 cm 肩巾 34.3 cm
後巾 30.5 cm 付属品 なし

商品説明
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【商品説明】
本場黄八丈は東京から南に約300km離れた八丈島で織られている絹織物です。
八丈島で採れる八丈苅安(コブナグサ)で染められた黄色を主とした縞や格子柄のものは「黄八丈」、椎の木の皮で染められた黒を主にしたものは「黒八丈」、マダミと呼ばれるタブの樹の皮で染められた樺色を主とするものは「鳶八丈」とそれぞれ呼ばれています。
いずれも八丈島で自生する植物から採られた染料を使って染められた糸を使われていますが、その八丈の織物の歴史は古く、平安時代までさかのぼるといわれています。
こちらは八丈島で唯一、染めから織りまでの作業を一貫して行われる「めゆ工房」の山下八百子さんの鳶八丈の変り市松の作品です。
山下八百子さんは母親であるめゆさんから染めや織りを学ばれ、1986年には東京都指定無形文化財技術保持者に認定されました。
鳶色を染めるには新鮮なマダミ(タブの樹)の樹皮が使われます。
煮出した染料に糸を一晩漬けて、ムラができないように天日で乾燥させ、その作業を15回近く繰り返した後、灰汁で媒染を行います。
染められた糸は2年から5年ほど寝かされ、糸に染料が浸透してムラができていない事を確認してから、機にかけ、手織りで織られます。
無地は特に色にムラがない事を重要視されます。
そうしてできあがったものが世に出されます。
モザイク模様のような市松の四角が、光の当たり方によってそれぞれ輝きを変えているようで、無地でありながらニュアンスのある面白い光沢のある素敵なお着物です。
帯合わせは自由自在ともいえ、お洒落袋帯から織りの楽しい名古屋帯、季節のものをモチーフにした友禅や刺繍の名古屋帯、型絵染や紅型染めなどの工芸的な名古屋帯まで、お出かけ先に寄って着こなしに変化をつけて楽しんでいただけたらと思います。
上質な小石丸の風合いと光沢で底光りするような美しさの大変おすすめの逸品です。

身丈を8cm出す事が可能です。お直し等につきましてはお気軽にご相談くださいませ。

鳶色「#803b33 color-sample.com」をご参照下さい。