アンティーク 重要無形文化財宮古上布
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重要無形文化財宮古上布

アンティーク
着丈158cm 裄丈68cm 袖丈49cm

今も昔も重要無形文化財の条件にのっとって手仕事の積み重ねで作り続けられている宮古上布の繊細でしなやかな質感や風合いは変わることがなく、感動を覚えるほど美しい日本の織物です。
こちらの宮古上布は昭和の初期の作と思われますが、その髪の毛の様に細い苧麻糸を濃い藍色、やや薄い浅葱色、そして紅色の3色に染め分け、少しポップな感じのある葵の葉と唐草に織り出した古典の文様です。
近年では作られる事の少なくなった、ちょっとレトロな感じのするタイプの作品です。
近年は緻密な絣による文様や、逆に縞をアレンジしたタイプの物が多いのですが、こんな可愛らしさのある古典柄もまた南国のおおらかさが感じられ、かえって新鮮に思えたりします。
しかし、当時でもやはり相当の価格であったことは間違いなく、本当に多くの工程を、高い技術を持つ人々の手を経て作られた重みと品格のある美しいお着物です。
アンティークですが、状態は非常に良く、当店でお手入してお仕立替をいたしました。

商品番号 k0351
重要無形文化財宮古上布
販売価格 有難うございました

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