秋草に色紙散し紗小紋
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秋草に色紙散し紗小紋

身丈162cm 裄丈68cm 袖丈48.5cm

薄く淡いベージュ地の紗に、ススキや桔梗などの秋草が地紋の様に描かれ、その上に色紙が散らされ、その色紙の中に古典の文様が色とりどりに染められた、少し珍しい夏の小紋のお着物です。
色柄ともに、江戸時代末期から明治にかけて好まれたいわゆる江戸縮緬と呼ばれる、現在では希少性の高いお着物などに時折見られる模様で、初めに見た時はアンティークかと思いました。
近年作られている復元のタイプとは違って、当時とほぼ同じ染め方で昭和の中頃に復元され、素材に紗を使用したという物と思われます。 良い意味で古色があり、お召いただくととても素敵です。
江戸縮緬と同様に透け感があるため色調が柔らかくなり、柄のイメージからくる雅な雰囲気とお洒落さは他の物には見られない個性となっています。
ちらほらと散りばめられた銀彩がアクセントになって、全体を引き締めている様に見えます。
こちらのタイプの様な夏の格高小紋は本当にとても珍しいです。
アンティークの刺繍の帯でも、近年の絽綴や染のポイント柄の絽の名古屋帯でも合いますし、また多色使いですので帯合わせに困る事はないと思われます。
希少性も高く、これからの季節におすすめのちょっと目を引く一点です。
未着用品。

商品番号 k0601
秋草に色紙散し紗小紋
販売価格 有難うございました

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