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多色使い吉野格子お召織着物
曽根武勇作

都会的でセンスの良いデザインと色使い、そして高い技術で織り出された上質なお着物や帯は、その着心地の良さからも人気の高い曽根武勇氏作の吉野格子のお着物です。
黄緑色をベースとして、白に近い明るいトーンの色から、グレー味のある濃い色まで、たくさんの色で模様が織り出されています。
そして締めくくりのようにとても細い紅檜皮色の格子が加えられています。
それが素敵なアクセントとなって全体を引き締め、そして華やかさを添えてくれているようです。
手元で見ていますと吉野格子の模様がくっきりと浮かぶのですが、実際にお召しいただきますと不思議な事に経の縞の色の並びがぐっと浮き出てきて、グラデーションのような効果が表れ、とてもスマー トな着姿となります。
こちらのお着物ですと、帯合わせは織りでも染めでも存分にお楽しみいただけそうです。
早く秋が来ないかしらと待ち遠しく思うような、素敵なおすすめの一点です。
利休色は「#666049　WEB色見本　原色大辞典」を、
梅幸茶色（ばいこうちゃいろ）は「#887938　WEB色見本　原色大辞典」を、
白茶色は「#998f46　WEB色見本　原色大辞典」を、
青朽葉色（あおくちばいろ）は「#80774a　WEB色見本　原色大辞典」を、
砂色は「#ccc4a5　WEB色見本　原色大辞典」を、
紅檜皮色（べにひはだいろ）は「#4d2c29　WEB色見本　原色大辞典」をご参照下さい。