中型花の絣綿薩摩単衣着物

商品番号 k0995
お仕立替え済
販売価格 有難うございました

身丈 169 cm 前巾 24.5 cm
裄丈 70 cm 後巾 30 cm
袖丈 49 cm

商品説明
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【商品説明】
今回の『初秋のよそほひ展』では、秋に向けた単衣のお洒落な木綿や紬のお着物と、そういったお着物にもお合わせいただける少し趣味性のある名古屋帯も何点か順番にご紹介させ ていただきたいと思っています。
おそらく20年位前の作と思われる、凝った絣の模様の綿薩摩の生地がお仕立てをされていないままの状態で保管されていたものが手に入りました。
最近では非常に細かい蚊絣が連続するものや、それが大きな模様を構成する、こういったタイプの綿薩摩はあまり生産されていないようです。
この時代のものは極細の糸で織られているため薄いのですが、大島紬のようなピンとした冷たい光沢とはまた違って、しっとりとしなやかでありながらふっくらとした独特の質感を持っています。
また、綿薩摩の中でもこちらのお着物は柄も少し変わっていて、約8cm幅の縞の中に蝶々のようにも見えるお花とテッセンのような蔓草のお花が市松の配置で織り出されています。
どこか洋風な雰囲気があり、イタリアなどの古い建物の壁のタイルの模様を思い出しました。
凝った絣の模様ですが、実際にお召しいただきますと連続するお花の模様はあまり強く出る事はなく、シックで少しグレー味のある藍色の濃淡が素敵なニュアンスとなって大人のお洒落な印象となります。それもまた不思議な事です。
単衣の着用期間が長くなっている近年では、こういった着やすい素材の単衣は重宝します。
早い時期からお召しいただきたくて居敷当をつけず、衿裏も涼しくするため麻を使いました。
この時代のものにしては身丈も裄丈も長めにとる事ができ、嬉しく思いました。
身長がおありの方にもゆったりとお召しいただけます。
まだ藍の香りが感じられる、希少性の高い上質な木綿のお着物です。
お仕立替え済。