「サンゴ礁」蒟蒻染紬九寸名古屋帯地 伊差川洋子作
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商品番号 m0230
「サンゴ礁」蒟蒻染紬九寸名古屋帯地
伊差川洋子作

販売価格 有難うございました

 

「サンゴ礁」蒟蒻染紬九寸名古屋帯地
伊差川洋子作

東京女子美術大学を卒業後、浦野理一氏の師事のもと染織をはじめられ、その後沖縄で40年以上紅型染めを研究・創作。
現在もなお、紅型の祖形であると言われる「浦添型」について研究を重ねられています。
その浦添型復元の第一人者であり、染めはこだわりの蒟蒻糊によるもので彩りも鮮やかにくっきりと輝いて、デザインにも個性があふれています。
今回は4月に工房をお訪ねした際にお願いした、お洒落で楽しい作品ができあがってまいりました。
こちらは大胆に大きなグループごとに分けられた図案に、その数も豊富に色とりどりの南の島のサンゴがきれいな海の底で活き活きと暮らしている様子が描かれた紅型染めの名古屋帯地です。
見ているだけでシュノーケリングでもしているかのように嬉しくなって、沖縄に行きたいという楽しい思いで見る事ができる図案です。
シュノーケリングは個人的にも好きなのですが、実際の沖縄の海はここまでコントラストは強くなく、こちらの帯に使われている瑠璃色の綺麗なイメージです。先の方だけ色が違う珊瑚は不思議な姿を見せてくれますし、とても美しく豊かで、トントンミーや「ニモ」のようなカクレクマノミなどの可愛いお魚たちにも会う事ができます。
ただ、こちらの作品はそんな海の美しさのみを伝えるというのではなく、生命力や自然の風景の中にある芸術的な要素を綺麗な色で表現されているように見え、その自然の力が伝わってくるように感じられます。
インパクトのあるお洒落さはどなたでも取り入れられるといったものではないかもしれませんが、結城紬や作家物の紬などと素敵に着こなしていただきますと、きっと目にも楽しく周りの方も元気になりそうなそんな魅力があります。
深い褐色の紬地に、玉蜀黍色、滅紫色、赤紫色とまるでお花が咲いたようなサンゴ礁の姿が素敵なおすすめの作品です。
褐色(かちいろ)は「#282833 WEB色見本 和色大辞典」を、
利休茶色は「#a59564 WEB色見本 和色大辞典」を、
松葉色は「#deb068 WEB色見本 原色大辞典」を、
玉蜀黍色(とうもろこしいろ)は「#eec362 WEB色見本 原色大辞典」を、
滅紫色(けしむらさき)は「#594255 WEB色見本 原色大辞典」を、
瑠璃色は「#184080 WEB色見本 原色大辞典」を、
赤紫色は「#eb6ea5 WEB色見本 原色大辞典」をご参照下さい。

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