重要無形文化財越後上布 変十字絣文様着尺
小河正義作

商品番号 m0416
販売価格 1,950,000円+税

※こちらは単衣のお仕立の加工代金を含めた販売価格となっております。
 (特殊なお仕立・加工をご希望の方はお問い合せください。)

商品説明
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【商品説明】
またこの輝く夏の宝石のような織物と向かい合う季節がやってまいりました。
何度手に取ってみても、そして長い時間見ていても飽きる事のない美しさと魅力にあふれています。
その魅力のわけは数えきれないほどあり、どの要素がいちばんなのか明確にはわかりませんが、1000年以上もの間、変わる事なく暮らしに根付き、そして人々を魅了し続けたこの織物は言葉では表現できない何か魔力を持っているようにさえ見えます。

毎年7月に刈り取った苧麻を髪の毛よりも細い糸に裂き、ひとつひとつ括り繋いで糸を作っていきますが、経糸だけでも14mの長さのものが約1300本分も必要となります。
3月に新潟を訪れた際、越後上布の組合で経糸を張って調整されているところでその事を聞いた時点でもうお手上げという気持ちになりました。
そうして作られた糸を染め、さらにそれを非常に寒い部屋で暖房もつけず湿度を保ちながら根気強く織られるという事を伺いました。
最後に雪晒しをして仕上がりますと本当に輝く美しさになります。
70工程にも及ぶ手仕事の積み重ね、それも熟練の人の手による高い技術と時間と根気とが必要となります。
長い歴史の中で数々の工夫を重ねられたのでしょうが、自然のものでここまでの織物に完成させる事ができる日本人の底力のようなものさえ感じます。
雪に閉ざされた期間、家族のための収入源になったという雪深い地域ならではの事情で織られていた時代があったようです。
それは他の地域でも言える事で、農閑期には木綿を育てて織るというような事が繰り返されてきている点からも日本の女性はたくましいと思えたりします。
そうした中、越後上布は日本でいち早くユネスコの無形文化財遺産に登録をされました。

こちらは生成りの地に、可愛いお米印のような絣や先にぽっちのある変り十字の絣が重なる模様の越後上布です。
伝統的なイメージの夏の白い上質な麻のお着物ですが、変化のある模様は楽しく目に映ります。
今回もう一点小河正義氏の作品をご紹介させていただいておりますが、そちらの変り井桁模様のものと比べてご覧いただける事も嬉しく思います。
夏の白いお着物には贅沢感がありますが、それも重要無形文化財の越後上布となりますとまた別格の楽しみとなり、いつかは一枚とお着物ファンの憧れを集めます。
こちらもこの春に越後で雪晒しをお願いしましたら、素敵な生成りの色はそのままに輝く美しさになりました。
素敵な雰囲気がたまらない魅力にあふれ、長く大切にご愛用いただける事と思います。