木綿佐賀錦袋名古屋帯(海島綿使用)
日本工芸会正会員 藤木葵作

商品番号 m0444
販売価格 有難うございました


商品説明
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【商品説明】
お母様の勧めもあり、伝統的織物の中でも最高の技術を要する織物の代表格である佐賀錦から織りの世界に入られた藤木葵さん。
当時は高度成長の時代、煌びやかなもの、豪華なものが最高の評価を受けていてその需要も非常に多く、織っても織ってもさらに求められ、ご自分の持ち物など作れないほどだったそうです。
また高度な佐賀錦の織り手も現在よりたくさんいらっしゃったそうです。
そういった毎日の中でも何か自分だけのものを探し続けられていた藤木さんは、ある時佐賀県立博物館で昔の方が織った佐賀錦を目にします。
「それは小さな裂で、きっと試し織りか何かだったと思うのだけどね」 緯糸に木綿が使われていた事に驚き、持ち前のチャレンジ精神からその復元をやってみたくて仕方なくなりました。
一度目は赤の作品をつくられ「日本伝統工芸展」に出品、入選されました。
その時に「せっかくこれほどのものを創られるのなら海島綿を使われてはどうですか」と北村武資先生に助言をいただいたそうです。
「そんな大それた事」と思いながらも、海島綿を松枝さんに染めてもらい、次にできあがったものがこちらの藍色の袋名古屋帯の作品です。
藤木さんの織りの歴史の中でひとつの集大成ともいえる作品、それまでに目にした事のないもの木綿で織られた佐賀錦。
私はそれに出合った時の驚きを「可愛い!!」の言葉でしか表せず、後々考えてみたら恥ずかしい限りです。
けれど、時間を追うごとにそのすべてが凝縮された作品から受ける凄まじいほどの存在感とエネルギーを感じました。
その記念すべき作品を「そんなに気に入ってくださったのならお譲りしても良いわよ」と言ってくださった時にはさらに驚きました。
しかしながら、その当時の佐賀錦の偉い先生方からは「少し道からはずれていないですか?」と注意を受けたりされた事もあったようです。

藤木先生は以前に日本民芸館で見た夜空に光る満点の星のような読谷の花織が心から離れず、そうしている時に母のように慕っていた古・鳥巣水子さんと出会われました。
日本伝統工芸展入選をひとつの区切りにされ、その後はそれまでの実績を無に帰して、一から花織を始められます。
取りつかれたように無我夢中で独自の花織を研究され、アシンメトリーの花織という、それまでどなたも成しえなかった織りを実現、数々の作品は日本伝統工芸展でも入選し、「藤木花織」を確立されました。
そして今回は特別にその素晴らしい作品を展覧する機会をいただきました。
是非この機会に手に取ってその今までに見たことのないほどの素晴らしい作品をご覧ください。