【商品説明】
座繰りの糸の味わいが良い表情を出している紬地が透明感のある萌葱色に染められ、モクモクとした白い雲が浮かんでいる楽しい模様の型絵染の名古屋帯地です。
国画会で長年ご活躍されている板倉眞理子さんの作品です。
萌葱色の地に濃い深緑・百入茶色で、家並みでしょうか、屋根のような物がラフなタッチで描かれています。
その背景がある事によって、白い雲がぽっかりと浮かんでいるように見えるのが不思議です。
「友禅とはまったく違う型絵染の魅力とは?」といつも思うのですが、写実的な作品とは違い、多少ディフォルメされて実物とは色も全然違うデザインを、見た人がどう感じてどんなイメージを広げるかという事がそのひとつかもしれません。
同じ雲であっても見上げた様子を描かれるのと、こちらの作品のように鳥瞰図的に上空から見ているというのとではまた一味違って、ユニークで楽しく感じられます。
お召しいただける季節も広く、お着物との相性も良い深緑の地色に白い雲がぽっかりと浮かんだ、楽しいおすすめの作品です。
地の色は萌葱色「#004d33 color-sample.com」、
背景の色は百入茶(ももしおちゃ)「#1f3134 color-sample.com」、
幾何学模様の色は藍錆色「#4D5475 color-sample.com」
をご参照下さい。
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