【商品説明】
伝統的な友禅の技法を用いて、洗練されたお洒落さで現代の装いに沿う素敵なお着物や帯をつくられる成謙さんの、春のモチーフを一斉に盛り込んだような華やかな名古屋帯です。
山桜が咲き、藤の花が咲き、紅白の木蓮が花開き、しだれ柳が新芽を膨らませて風になびいています。
春の山に行ったとしてもこの状況には出会えないのですが、見ていると現実にありそうな気がしてくるのも不思議です。
良い事が全部載っているような宝船のように、春のいいところを全部盛り込んだような図案ですが、成謙さんの個性のひとつである、それぞれのモチーフを並べるだけではなく、前後に重なり合うように描かれる構図のおかげで現実味が生まれるのかもしれません。
木蓮の花びらには細やかな手刺繍が施されているのですが、実物のお花のビロードのような質感が伝わってくるのもまた素敵です。
これほどの種類のお花が盛り込まれていますので、お使いいただける季節は少し長くなります。
桜の季節から柳の新芽が出る単衣のかかりまでご着用いただけるのではないでしょうか。
お着物ならではの豪華さをお楽しみいただける春におすすめの一点です。
木蓮の色は蒲葡(えびぞめ)「#7a4171 color-sample.com」、
紅紫「#4d2040 color-sample.com」、
藤の花の色は葡萄色(ぶどういろ)「#522f60 color-sample.com」、
葉の色は緑青色「#476652 color-sample.com」、
胡桃色「#a86f4c color-sample.com」
をご参照下さい。
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