夾纈文様すくい織袋帯
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夾纈文様すくい織袋帯

正倉院裂の代表的なものの一つである「夾纈染」の模様を織で表した、非常に凝った不思議な味わいのある袋帯です。
経糸は、柄の通りの色使いで板締絞りによって染め分けられていて、緯糸のはっきりと色が出ている部分は、細かい所まで共色の糸のすくい織で柄を出すという、こだわりの物です。
すくい織になっていない部分とのコントラストが効果的で、お太鼓の柄がかえって引き立てられ遠近感を感じられて面白いです。
全体的に古代裂の断片を表している様ですが、色使いなどにどこかモダンな雰囲気があります。
然るべき西陣の老舗機屋さんの手による、素晴らしい作品と思われます。
すかし織になっていますが、このタイプのしっかりした物は外国産の物と違って、締められても糸が偏る様な事は起きません。
しなやかで軽く、大変お使いいただきやすい事と思います。
単衣の頃までお使いいただけます。淡い色の夏結城などと合わされても素敵ですね。
お値打で、おすすめの一点です。
(長さ)約4m50cm×(太鼓巾)31cm。

商品番号 o0674
夾纈文様すくい織袋帯
販売価格 有難うございました

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