アンティーク ひまわりの花友禅絽夏名古屋帯
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ひまわりの花友禅絽夏名古屋帯

アンティーク

久しぶりにちょっと元気の良いイメージの、ポップな色使いのアンティークの夏の名古屋帯のご紹介です。
現実にはあり得ない色を違和感なく見られるのが不思議でもありますが、明治期までの伝統的図柄が主で、抑え気味であった着物の模様が、大正期に海外からの染料の流入によって染織に携わる方達も自由に豊富な色を使う事ができる様になり、大正デモクラシーを背景に大らかで自由闊達なたくさんのデザインが生まれ、着る側もそれを好んで求めた日本の染織品が花開いた時代を象徴する様な楽しい図案の夏の名古屋帯です。
もう一つこの時代の特徴として挙げたいのは、江戸から明治期まで伝統的なお仕事を受け継いでこられた職人さんたちが、例えばこちらの様なポップなデザインの作品を高度な技術によって真面目に作られた事による面白さです。
あまり強くない柄の絽の小紋や、小千谷系の麻の着物と合わせていただいても夏らしくて良いですし、ちょっと上等な宮古上布などにこのような元気の良い帯を合わせて、お茶目な雰囲気で着られるのも、大人の遊び心の様で見る人の目にも楽しいかもしれません。
(長さ)約3m57cm×(太鼓巾)31.3cm×(前巾)16cm。

商品番号 o0723
アンティーク ひまわりの花友禅絽夏名古屋帯
販売価格 有難うございました

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