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瓢の柄手描き麻名古屋帯

縦にシボのある小千谷の麻の生地が紺鼠色の青に染められ、お太鼓の大きく絞りで白く染め残された部分に、夏のお庭に瓢箪が実った様子を手描きで描いた情緒あふれる夏の名古屋帯です。
墨でさらりと描かれていますが、伸びる蔓や瑞々しい葉、はじけそうな実など、まるで手に取れるような臨場感があり、水墨画の持つ力の強さをふと感じたりしました。
同じ小千谷の麻のお着物でも、絹の夏紬のお着物でも色々と合わせていただけます。
小千谷ならではの張りとシボが心地良く、藍の色が涼しげでちょっと楽しい夏の名古屋帯です。
紺鼠色は「#385166　WEB色見本　原色大辞典」をご参照下さい。