藤布八寸名古屋帯
こうげい芥川扱

商品番号 o1724 - 108987
未着用品
販売価格 有難うございました

長さ 3 m 82 cm
太鼓巾 30.5 cm
前巾 cm

商品説明
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【商品説明】
古くから天然繊維の織物の材料として、科、葛、麻などとともに持ち入れられていた藤ですが、平安時代には公家の装束としても着用されていたようです。
また一番古くは縄文時代から取り入れられていたようです。
資源が限られていた日本ならではの工夫ともいえるかもしれませんが、江戸時代に木綿の普及によって他と同じく途絶えてしまったようです。
丹後地方ではそれが現代まで伝わっていて、現在は保存のための活動が行われているようです。
山に自生する藤の蔓の皮を剥いで、外側の皮も取り除いて、中皮だけを使います。
それを灰汁で炊いて繊維を分解していき、手仕事による数多くの工程を経て、その糸が生まれます。
さらに藤績みを行い、撚りをかけて、織物に使われる糸になっていきます。
苧麻や科布などと同じく、原始布と呼ばれる繊維からなる織物は、多くの人の手による工程を経てやっと形になっていくのだという事を改めて感じました。
こちらはその味わい豊かな藤布の八寸名古屋帯です。
経糸には黒に染められた麻の糸が使用され、藤布の練色とのミックスの色が表情豊かに、細かな斜め格子の模様が均整の取れた美しさを醸し出しています。
単衣の時期から盛夏までお使いいただけますので、単衣の塩沢お召や結城紬などと合わされるのもお洒落ですし、盛夏には上布のお着物や黒地の小千谷縮などと合わされるのも素敵だと思います。
手仕事の結晶のような民芸的な輝きのある、そして高級感の溢れるおすすめの一点です。
未着用品。

藤の色は練色「#ede4cd color-sample.com」
麻の糸の色は黒「#2b2b2b color-sample.com」 をご参照下さい。