グレー味のある藤色・藤鼠色の地に蔓草が表され、それにちょっとユーモラスな象と豹が戯れているような様子の図案が紹巴織で織り出された九寸の開名古屋帯です。
あまり強くない薄青色と紅掛花色の色使いと、凹凸感も目立たない織りに加えて、どことなく図案的にもオリエンタルな雰囲気が流れていて、外国の上質なシルクといった雰囲気があって、面白く使いこなしていただくと個性的で素敵ではないかと思います。
この質感ですと柔らかい素材のお着物でも、紬やお召織のお着物でも、お気軽にさらっと合わせて、小物できりりと引き締めていただきますと、ちょっとさりげなく格好良い装いを実現していただけるのではないかと思います。
軽くお召しいただきやすい上質な素材の光沢が素敵な、おすすめの一点です。
未着用品。
地の色は藤鼠「#b1b1c4 color-sample.com」、
象の色は薄青「#93b69c color-sample.com」、
豹の色は紅掛花色「#68699b color-sample.com」
をご参照下さい。
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