直径約5cmの丸が、金と銀の箔の糸で織り出された勝山織物さんの品質の良い九寸の開名古屋帯です。
こういった箔糸使いで金銀の模様となりますと、一般的にはとてもドレッシーな印象になると思いますが、勝山さん独特の経に節のある糸を使用されていて、ざっくりとした質感で面白い表情となっています。
やわらかい素材の軽めの附下から地紋無地、江戸小紋などをはじめ、もう少しカジュアルな無地感覚の紬や、地模様のあるお召織のお着物などとも幅広くお合わせいただいて、個性的な装いをお楽しみいただける事と思います。
格高の飛び小紋のお着物などにも素敵に合わせられそうです。
12月には、帯飾りや帯留などでクリスマスのアレンジなどされるのも楽しいかもしれません。
勝山さんの手機ならではの品質の良さが質感や光沢にも現れていて、それがきっと着心地にもつながって上質な装いをお楽しみいただける事と思います。
濃い焦げ茶・檳榔子染の地に可愛く並んだ金と銀の丸がチャーミングで、それでいて高級感も感じられるおすすめの一点です。
地の色は檳榔子染(びんろうじぞめ)「#433d3c color-sample.com」
をご参照下さい。
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