赤味のある黒・鉄黒色の塩瀬の生地に、常磐緑色の縁取りをされた四角の模様が色紙のように置かれ、尾の長い花喰い鳥、華文、草花の模様が友禅で描かれ、その友禅の細やかさを塗りつぶすように摺箔が施された、独特の雰囲気のある手の込んだ、そして高級感のある染めの九寸名古屋帯です。
地色は真っ黒ではなく少し柔らかさのある鉄黒色になっているのがお洒落に感じられ、また金箔と綺麗に合っていて、上品で優しい印象となっているようです。
軽めの附下から格高の小紋、地紋無地、お召織の地模様のあるお着物、そして紬系のお着物など幅広くお合わせいただけます。
こういった塩瀬の名古屋帯は定番的なアイテムといえますので、品質の良いものをお選びいただきますと、重宝して長くご愛用いただけると思います。
模様の縁の金の点描が夜空の星のようで何となくロマンティックさもあるおすすめの一点です。
未着用品。
地の色は鉄黒「#281a14 color-sample.com」、
模様の色は白橡(しろつるばみ)「#cbb994 color-sample.com」、
蘇芳香(すおうこう)「#a86965 color-sample.com」、
常磐緑「#016648 color-sample.com」
をご参照下さい。
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