とても不思議な、そしてユーモラスなお魚が手描きで描かれた紬の八寸名古屋帯のご紹介です。
ふっくらとした真綿紬の帯地が紫味のある藍・深紫色に染められ、お太鼓の部分には緑色や茶色、黄色などいろいろなミックスの色が染められ、その真ん中にカサゴのような赤いお魚が泳いでいる様子がドーンと描かれています。
わかりにくいのですが、その下の方には小さな青いお魚が3匹泳いでいます。
油彩のようにも見えるダイナミックな調子で描かれていますが、どことなく写実的でもあります。
こういったユニークな模様の帯は、お気に入りの紬のお着物と合わせてちょっとお茶目に着こなしていただきたいと思います。
深海の不思議な風景を表したような楽しいおすすめの一点です。
未着用品。
地の色は深紫「#2a2033 color-sample.com」、
魚の色は深緋(こきひ)「#c9171e color-sample.com」、
中紅(なかべに)「#c85179 color-sample.com」、
桑の実色「#55295b color-sample.com」、
花緑青「#00a381 color-sample.com」
をご参照下さい。
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