【商品説明】
白っぽいクリーム・象牙色の塩瀬の生地に、男の子と女の子の雀が綺麗なお着物を着て楽しそうにしている様子が描かれた九寸名古屋帯です。
「舌切り雀」のお話の場面的には、お婆さんの糊を食べてしまった雀が舌を切られて里に逃げ帰り、それを心配して探しに来た優しいおじいさんを喜んで歓迎しているところのように見受けられます。
その後、お土産にといって雀たちが用意した大きいつづらと小さいつづらのどちらかを選ぶのですが、おじいさんは「年寄りだから」といって小さいつづらを選び、そういった謙虚さが大事なのだと幼心に印象に残ったお話でした。
紋付きを着た男の子と振袖を着た女の子のお着物は丁寧な友禅で細やかに描かれ、竹の木にも渋い陰影がつけられていて、お仕事的にはきちんとつくられています。
小紋や紬のお着物に合わせて、日常の街へのお出かけやお稽古事、お食事会などにお召しになるのも良いと思います。
物語性のある帯はお話も弾んで、楽しいお時間を過ごせるのではないでしょうか。
そういった点でもおすすめの一点です。
地の色は象牙色「#f8f4e6 color-sample.com」、
雀の色は絹鼠「#b3b2ad color-sample.com」、
竹の色は青鈍(あおにび)「#59665b color-sample.com」、
着物の色は鈍色(にびいろ)「#727171 color-sample.com」、
白橡(しろつるばみ)「#cbb994 color-sample.com」、
退紅(あらぞめ)「#d69090 color-sample.com」、
弁柄色「#8f2e14 color-sample.com」
をご参照下さい。
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