本場与那国伝統織物 草木染花織着物
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商品番号 r1161
本場与那国伝統織物 草木染花織着物
販売価格 有難うございました

身丈 165.5 cm
裄丈 68.5 cm
袖丈 49 cm
 

本場与那国伝統織物 草木染花織着物

沖縄の染織文化の歴史は古く、また染め織りと多岐にわたり、さらに島ごとにそれぞれ違った個性で花開き、一時は途絶えたもの、近年復興されたものなど様々です。
そして現在も新しい情報を吸収しながら、現代の用の美に沿って育ち変化しつづけていますが、やはり長い時代をかけて培われた基本的な部分の伝統は伝え続けられています。
沖縄諸島の最西端に位置する与那国島は国境の島とも言われています。
与那国織は500年間続いたとされ、それは大変すごい事ですが、やはり戦争を挟んで中断されたものを戦後に復興されたそうです。
そういったケースは全国にもたくさん見られますが、一言で復興といっても資料が焼失してしまったり、織る方が激減したりと苦難の道であった事だろうと思います。
それでも、今日こうやってこんなに綺麗な花織のお着物を目にする事ができる私たちは、大変幸せであると改めて感じます。
淡い鶯色・梅幸茶色の変り格子が生成りの地に映えてやさしく、その格子の中に福木で染められた綺麗な黄色が淡いピンクと交差して2種類の可愛いお花を作っています。
花の先に濃い焦げ茶色の小さな四角が置かれていて、それがある事で全体が甘すぎずきりりとした印象になっている様です。
花の中のほんの一部分に使われている淡いピンク・珊瑚色が、お羽織りいただいて全体で見ると不思議な存在感を持ち、黄緑とピンクの素敵なハーモニーといった具合に見えます。
同じ沖縄に生まれた織物でも、民芸的な味わいのある読谷山花織や、同じ献上品としての織物である首里の花織とはまた一味違う与那国の花織を、この機会に是非一度ご覧下さいませ。
今回は、未仕立の着尺反物も入荷しております。
お仕立替済。
梅幸茶色(ばいこうちゃいろ)は「#887938 WEB色見本 和色大辞典」を、
焦げ茶色は「#33221c WEB色見本 原色大辞典」を、
珊瑚色は「#f4c8c3 WEB色見本 原色大辞典」を、
鶸色(ひわいろ)は「#d7cf3a WEB色見本 和色大辞典」をご参照下さい。

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