吉野格子夏名古屋帯
菊池洋守作

商品番号 r1889 - 109083
お仕立て上がり
販売価格 有難うございました

長さ 3 m 80 cm
太鼓巾 31 cm
前巾 16 cm

商品説明
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【商品説明】
1962年に八丈島のご実家に工房を開かれるまで、柳悦博氏の師事のもとで織りの勉強と研究を続けられ、八丈島の織物のみにこだわらず、ご自身の生み出された多彩な色と織りでより良いもの、より着心地の良い織物を追及された菊池洋守さんの少し珍しいともいえる夏の吉野格子の九寸名古屋帯です。
生絹(すずし)のような極細の糸で織られた亜麻色の地に、淡い臙脂・蘇芳香色の糸で太く細く吉野格子が織り出されていて、目を見張ります。
初めて目にした時には、どんな扱いでどんな技術を持たれたら、こんな繊細な織物が出来上がるのでしょうかとただただ驚いて不思議に感じられました。
高貴な雰囲気さえ感じられるような、透け感を持ったトンボの羽のような生地は、帯になるとどれほど素晴らしいか見てみたくてお仕立てをしてみましたら本当に素敵で、整然と並ぶゆらゆらとした縞が端正な印象になって、上布のお着物と合わせたくなりました。
藍系の宮古上布にも、白系の八重山上布にも、生成りの越後上布にも載せてみたいと思いますが、この帯の生地の繊細さは苧麻と綺麗に合いそうです。
質感としては、上原さんのあけずば織を思い出すような薄さですが、それよりももう少し民芸的な味わいを持つ風合いと工芸的な格子のバランスなど見どころが多く、欲張りなようでも無駄を省いた潔さとすっきりとした格好良さがります。
シンプルな中に趣味の良さが溢れている、上級者的な雰囲気のある大変おすすめで希少性の高い逸品です。
お仕立て上がり。

地の色は亜麻色「#d6c6af color-sample.com」
格子の色は蘇芳香「#80504d color-sample.com」 をご参照下さい。