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【商品説明】
日本古来の藍染を、独特のデザインとセンスによって、着物に限らずインテリアに至るまで、現代の暮らしの中に映える美しさでまるで新しいアイテムの様に花開かせている福本潮子さんの作品です。
折縫い絞り染めで全体を染め、裾と袖は波のような模様を縫い絞りで染め分けた附下のお着物です。
生地はトルファン綿、藍は阿波の本藍を使用されています。
「折縫絞りは、生地を屏風たたみにして縫い合わせて防染をし、幾何学的な文様を染めだしたもので、手法の上では板締め染と相通ずるもので、日本古来の夾纈の素朴な世界をしのばせています。」
といった文章が添えられていますが、福本さんの絞り染めには独特の柔らかさがあり、そして対照的にキリッとしたデザインには切れ味があります。
ご本人の解説にも「折縫い絞りの魅力は、なんといってもしぼりによる染料のやわらかいにじみの味で、その味は技法と染料と生地という三者の性質のからみ合いの醍醐味によりかもし出されます。
」とあるように、まさにそれが実現したような作品です。
間道や吉野格子などのすっきりとした帯も合いそうですし、更紗や型染の名古屋帯、または自然布的な織りの凝った帯とでも素敵に合いそうです。
木綿のお着物とは思えないようなしっとりとした肌触りと光沢で、帯合わせによって着こなしを変えていただきますと、お召しいただける場面も多いのではないでしょうか。
藍の濃淡の使い分けが絶妙で高級感が感じられる、個性の光るおすすめの一点です。
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