立涌文藍絞り染木綿着物
国画会会員 片野かほり作
身丈159cm 裄丈69.5cm 袖丈49.5cm
こちらは大変珍しい国画会会員の片野かほりさん作の絞りのお着物です。
琉球美絣のご紹介ページでも書かせていただきましたが、少し春を感じて木綿の作品が恋しくなる頃にご紹介させていただきたいと思っていました。
今回は、帯紹介のページでも名古屋帯を一点ご紹介しています。
藍染の絞りは大変なお仕事で、ご高齢になられてからはその作品も少なく、こちらは20年位前の作品ではないかと思われます。
そんな片野かほりさんの作品を手に入れる事ができて大変嬉しく思えました。
絞り染の本場、有松で伝統的な絞り染の復興と独創的な技法を生み出された、お父様である片野元彦氏と長年創作活動を共にされ、素晴らしい数々の作品を発表されています。
お父様の作品は白洲正子氏著「衣匠美」にもたくさんご紹介されています。
こちらは立涌の文様に染められた木綿の作品です。
藍と茜色が混ざり合い、絞り染ならではの暈しで表された白い線がとても美しく映えた素敵なお着物です。
やや薄手のふんわりとした木綿です。
とても良い状態で保管されていた様ですが、時代的にお寸法が小さかったため当店でお仕立替をいたしました。
身丈はこれ以上出す事はできませんが、希少性の高いものですし、軽やかな街着としてお召になるには何か工夫をしていただけたらと思います。
お身長がおありの方でリクエストがあれば、胴に別布を継いでお直しすることも承ります。
是非一度ご覧いただきたい珍しい作品です。
商品番号 r0895
立涌文藍絞り染木綿着物 国画会会員 片野かほり作
販売価格 有難うございました
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