「三筋に傘格子」江戸小紋着物
日本工芸会正会員 藍田正雄作
身丈168ｃｍ 裄丈68ｃｍ 袖丈49ｃｍ
日本工芸会正会員・藍田正雄さん作の少し楽しい雰囲気の江戸小紋のお着物が入荷いたしましたので、ご紹介させていただきます。
藍田氏は長年に渡って江戸小紋の伝統的な技術を習得、伝統の中にも新しさを生み出す努力を続けられ、オリジナリティ溢れる作品を伝統工芸展でも毎年発表し、数々の賞も受賞されています。
何よりも着る方の気持ちになって実際に着た時にその作品が完成するという考えに基づいた作品は、多くのファンを魅了し続けています。
どこかやさしさの込められた完成度の高い作品に出合うたびに幸せな気持ちになるのはそのせいかもしれません。
こちらは紅消鼠色を少し淡くした地色の、経が三筋になった小格子に小さな傘が散りばめられた江戸小紋のお着物です。
江戸小紋というのは小さな柄の集合でありながら、その中に小さなメッセージや風情が盛り込まれた不思議な日本独特の文化の様な柄だといつも思います。
謂れ小紋など、本当に洒落のきいたものもたくさんあります。
こちらも、格子にたたまれた傘というだけでどことなく文芸文様の様な小粋な印象になり面白いです。
それでいて無地感覚で着こなしを楽しむ事ができます。
少し珍しい大変お洒落で品の良い、素晴らしい藍田氏作品です。
お仕立替済。
今回は、同じく藍田正雄氏作の「板引き杢」染名古屋帯も入荷しております。
こちらの着物の色は「#524748 WEB色見本 原色大辞典」をご参照ください。
商品番号 r0902
「三筋に傘格子」江戸小紋着物 日本工芸会正会員 藍田正雄作
販売価格 有難うございました
|
